Posted on 2019.10.31
文部科学大臣賞をもらった花師がいる。
ドイツ食肉連盟主催IFFA日本食肉加工コンテストで見事金賞、銀賞を受賞した
ソーセージ屋さんがある。
街改造ホテルたるユニークなコンセプトを打ち出し、ココロオドル映画を配給、
日本一のエンタメシティを造ると飄々と活動する若者がいる。
市街地の一角でライオン、象、200種の動物と会える沖縄こどもの国ズージアム。
博物館相当施設と評価され、不思議で魅惑的な植物が生き生き生息する東南植物楽園。
手前味噌ながら、街の南玄関口には日本最初のショッピングセンターもある。
東京国際空港(羽田)の2倍の面積を持つ
極東最大のアメリカ空軍嘉手納基地へのゲートへ続く通りはかつてのアメリカ文化に溢れ
ロックでエイサーでチャンプルーで、きっと日本一異国情緒溢れる沖縄市、コザ。
アメリカ人を筆頭に、フィリピン、インド、台湾、ベトナムと多くの人たちが居住するこの街は
言葉にしがたい自由さとキャパシティがあるように思う。
全国レベルで活躍するミュージシャンや芸能人、アスリートが多く輩出されるのも
いつのまにか外国と触れ、適当に他国の文化を受け入れ、したたかに自分のものにしていく
沖縄の方言で言うテーゲーなキャラクターが成した現象かもしれない。
どうにかなるさ的フユーナーもきっと多いせいか
活況を呈する他の市町村より少し寂れた感じは否めないが、これがまた個性に変化しつつある。
金太郎飴じゃない街。
なぜか江戸っ子気質な人たち。
しかしウォーターをワーラーという人たち。
スターバックスがない街(それがどうした!)。
しかし人口増加数が一番高い街。
そして己が生まれ育った街。
コザの面白さをコザ自体の楽しみにしていくのはどうだろうか。
コザの象徴的存在を垣根無く繋げていく。
キーワードは相性の良さ。
相性の合う同士で繋がっていってそれぞれのコアコミュニティを生み出す。
その次に、それぞれが自分たちのコミュニティの自慢大会をする。
食べる人、飲む人、歌う人、踊る人、
そんな感じで自慢大会をする。
大会の場所はもちろん日本最初のショッピングセンターにて・・・・
そんな妄想を連ねながら
コザで生きる人にとってのプラザ(広場)であり、ハウス(家)であるために
新たなユニークをプラスします。
お披露目はいっせいに11月22日!(ガンバレ!)
世界中の、日本の、沖縄の美味しいが集まる、コザの生活を彩るマーケット。
人々が世界の文化を知り、豊かに生きるヒントを得るシネマ。
ハレの場になることを得意としながら
コザの家族や親戚や友人が集まってくる日常生活の場所であり、
街を訪ねてくる人たちが、ホッとする場所といってくれるような空気感。
プラザハウスの回廊側に
新しくオープンしたピンク色のケーキショップ。
毎日出かけてきて、ピンクのチェアに腰掛けるアメリカ人翁。
コザ文化の仕掛け人である彼が、今なお夢見がちな目をしているのは
この街がまだまだいけるぞという証なのかもしれない。